ドローンでプラントの設備を点検、NTTドコモと日揮が協業で

https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1908/21/news034.html サイトより引用。

NTTドコモと日揮は2019年8月8日、石油精製や化学などの大規模プラントに対する設備点検や建設管理を対象とし、IoT(モノのインターネット)やドローン(無人航空機)を活用した実証と事業創出に向けて協業の検討を行うと発表した。

ドローンによるプラント設備点検ソリューションを開始

 「ドローンなどによるプラントの保守点検」は、ドローンを用いてプラント設備を撮影し、点検者がクラウド上で保守点検のレポートを作成し、点検情報を管理するというものだ。従来のプラント保守点検は、数年から十数年に1度の頻度で膨大なコストと時間をかけて実施してきたが、ドローン点検により、高頻度かつ低コストで実施できるようになる。また、ドローンによる点検では高所作業が不要になるため、点検者の安全確保も可能となる。

 NTTドコモが開発したドローンプラットフォーム「docomo sky」と日揮グループが提供するプラント向け統合型保全サービス「INTEGNANCE」などの設備管理システム、プラントの保守点検についてのノウハウなどを活用する。これらを生かした技術開発と現場実証を国内外で実施し、2019年度内のサービス提供開始を目指す。

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