自動化施工システムへの人工知能の利活用に関する連携チームを設置

理化学研究所と鹿島・コマツ、共同研究を開始

鹿島建設株式会社(以下、鹿島)は、理化学研究所革新知能統合研究センター内に、コマツとの連携チームを発足させ、「建設機械の自動化を核とした自動化施工システムの構築に対する人工知能の利活用」に関する共同研究(以下、同共同研究)をスタートさせたと発表した。

鹿島とコマツは、熟練技能者の減少や、建設機械と作業員が混在した作業の安全性向上などの課題を解決するために、一人がタブレット端末から作業指示を出すだけで複数の建設機械を同時に稼働させることをコンセプトとした、次世代の建設生産システム「A4CSEL」(以下、同建設生産システム)の研究開発を共同で進めてきた。